鍼灸院からの情報 > 書籍ガイド >

図解 豊かさの栄養学〈3〉最新ミネラル読本

図解 豊かさの栄養学〈3〉最新ミネラル読本 コメント

 図解 豊かさの栄養学〈3〉最新ミネラル読本は、各種のミネラルについて非常にわかりやすく書かれた最新の栄養学の本です。ぜひ、購入して、じっくり読んでみて下さい。
 現代の食生活は、マグネシウムというミネラルが不足しがちです。
 カゼなどで、発熱する可能性のある体の時は、鉄分の吸収を阻害する日本茶を飲むのは有効です。熱がある時に、鉄分の多いチョコレートなどを食べるのは避けましょう。

ミネラル不足にもレベルがある

 マグネシウムはエネルギーを生産する酵素を直接コントロールしていますから、マグネシウムの供給状態はからだの中のエネルギー量に直接影響を与えています。しかし、神経や筋肉にエネルギー不足の兆候のある患者はいくらでもいるのに、それとマグネシウム不足の関連をチェックしようとする医師はほとんどいませんマグネシウムは人間のからだの中の約325種類もの酵素をコントロールしています。それは、たった一種類のミネラルが不足しただけで、実に様々な代謝異常が起こりうるということなのです。私が最も理解に苦しむのは、この明白なマグネシウムの重要性が、大部分の医師にはまったく認識されていないという事実なのです。

マグネシウムの欠乏

 牛乳を飲みすぎたり、リン(肉および肉加工食品に多く含まれている)をたくさんふくむ食品を食べすぎると、マグネシウムの腸管からの吸収が妨げられます。アルコールの飲みすぎも、からだからマグネシウムを失わせる結果になります。
 また、ストレスは細胞の中に入っていたマグネシウムを外に運び出す働きをします。これは、細胞の中にあった遊離脂肪酸にマグネシウムがキレートされて、一緒に連れ出されるためだと考えられています。
 それと、血液中の中性脂肪値やコレステロール値の高まっている人では、尿からのマグネシウムの排泄が促進されます。肥満している人や糖尿病の人など、血中脂肪値の高いすべての人は、細胞内のマグネシウム量が低いレベルであることを疑ってみる必要があります。
 からだからマグネシウムを失わせるファクターには、血圧を下げる目的で使用される利尿剤もある。利尿剤は、ナトリウムをからだから出すために処方されるのだが、ナトリウムと一緒にカリウムとマグネシウムまで一緒に排泄されてしまうのだ。利尿剤でカリウムの排泄が促進されることはよく知られているから、医師は利尿剤と一緒にカリウムを補給することはある。しかし、マグネシウムの方はたいていの場合補給されていない。
 だから、一時的に血圧は下がったとしても、血圧を上げていたもともとの原因は全然改善されないわけだ。むしろ、ますます悪い方向へ向かっているといっていい。

鉄のとりすぎ

 風邪などをひいて熱が出た時にもよけいな鉄をとってはいけない
 病原バクテリアやウイルスなどの歓迎できない微生物たちは、鉄を食料にしているので、これがないと生きていけない。だから、人間のからだの中に侵入してくると、鉄を捕まえる強力なキレート分子をつくって、猛然と鉄を吸収し始める。
 それを放っておくとウイルスはどんどん元気になっていくから、人体の防御システムは全力をあげて鉄を守り、ウイルスを飢え死にさせようとする。かくして、熾烈な鉄の争奪戦が繰りひろげられるわけだが、ウイルス側には一つの弱みがある。鉄をとりこむためのキレート分子が熱に弱く、温度が高まるにつれて効き目が落ちてしまうのだ。
 そこで、からだは体温を高くする作戦にでる。各種のウイルスからくる病気が発熱を伴うのはこのためだ。
 だから、熱のあるときには解熱剤でむりやり下げたりするより、安静にしていた方が結局は回復が早い。その間はおかゆぐらいにして食事は控えめにした方がよく、レバーの刺身で元気をつけようなどというのは、最悪の選択になる。

図解 豊かさの栄養学〈3〉最新ミネラル読本 関連書籍

ライフスタイル革命
野菜が糖尿病をひきおこす!?

鍼灸院からの情報 > 書籍ガイド >