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人生は廻る輪のように

人生は廻る輪のように コメント

 人生は廻る輪のように生とその過程についての文章を1999年3月に自宅で読んでいた時、抑え込んでいた悲しみの感情で傷つけられていた胸(ハート)が癒され、「いま、ここに、あるがまま」を強く感じました。それ以来、管理人は、心の師として、エリザベス・キューブラー・ロスを敬愛させていただいております。
 それ以降、ハートに余裕ができたおかげで、自分や他人を非難することも減り(皆無ではないのですが)、認識や見識の違いがある人にも寛容的な配慮をすることが、少しづつですが、できるようになりました。その頃から、仕事も円滑になっていたように感じます。
 この本は、私にとって、最も感動した本です。
 他にも、感動する話があります。ぜひ購入して手元に置いておくことをおすすめします。2003年6月には文庫化もされました。
 2004年8月24日、エリザベス・キューブラー・ロス女史は、アメリカ合衆国アリゾナ州のグループホームで亡くなられました。心より、ご冥福をお祈りします。

人生は廻る輪のように 関連書籍

奇跡の言葉
ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学

人生は廻る輪のように 目次(詳細)

第1章 偶然はない

第T部 二十日鼠の巻

第2章 さなぎ
第3章 瀕死の天使
第4章 愛しのブラッキー
第5章 信仰、希望、愛
第6章 はじめての白衣
第7章 約束
第8章 大義
第9章 祝福の土
第10章 蝶の謎

第U部 熊の巻

第11章 一族再会
第12章 医学校
第13章 医学校で教えないこと
第14章 医師、エリザベス・キューブラー・ロス
第15章 マンハッタン州立病院
第16章 死ぬまで生きる
第17章 はじめての講義
第18章 母性
第19章 死とその過程について
第20章 こころとたましい
第21章 母の最期
第22章 いのちの目的
第23章 名声
第24章 シュウォーツ夫人
第25章 幽霊

第V部 野牛の巻

第26章 ジェフィー
第27章 死後のいのち
第28章 証拠物件
第29章 異界とのチャネリング
第30章 死は存在しない
第31章 わが宇宙意識
第32章 ついの住み処
第33章 エイズ
第34章 癒しの海

第W部 鷲の巻

第35章 奉仕のゆくえ
第36章 カントリー・ドクター
第37章 卒業
第38章 マニーの合図
第39章 よみがえる蝶
第40章 生とその過程について

生とその過程について

 目には未来の光景が映っているが、わたしのこころはあとに残していく人たちに向けられている。どうか、恐れないでほしい。死が存在しないことを想起さえすれば、恐れる理由はなにもない。恐れることなく自己をみつめ、自己について知ってほしい。そして、いのちを、やりがいのある課題だとみなしてほしい。もっとも困難な選択が最高の選択であり、正義と共鳴し、力と神への洞察をもたらす選択なのだ。神が人間にあたえた最高の贈り物は自由選択だ。偶然はない。人生で起こるすべてのことには肯定的な理由がある。峡谷を暴風からまもるために峡谷をおおってしまえば、自然が刻んだ美をみることはできなくなる
 この世からつぎの世への以降を目前にしているわたしには、天国か地獄かをきめるのはその人の現在の生きかたであることがよくわかる。いのちの唯一の目的は成長することにある究極の学びは、無条件に愛し、愛される方法を身につけることにある。地球には食べるものがない人たちが無数にいる。住む家がない人たちが無数にいる。無数の人たちがエイズで苦しんでいる。無数の人たちが虐待されている。精神や身体の障害とたたかっている人たちが無数にいる。毎日、理解と慈悲を必要とする人たちがふえている。その人たちの声に耳をかたむけてほしい。美しい音楽を聞くようにその声を聞いてほしい。請けあってもいい。人生最高の報酬は、助けを必要としている人たちにたいしてこころをひらくことから得られるのだ。最大の祝福はつねに助けることから生まれる。
 その真理は―宗教、経済体制、人種の差をこえて―、すべての人の日常経験に共通するものだと、わたしは確信している。
 あらゆる人はひとつの同じ本源からやってきて、その同じ本源に帰っていく。
 わたしたちはひとしく、無条件に愛し、愛されることを学ばなければならない。
 人生に起こるすべての苦難、すべての悪夢、神がくだした罰のようにみえるすべての試練は、実際には神からの贈り物である。それらは成長の機会であり、成長こそがいのちのただひとつの目的なのだ。
 まず自分を癒さなければ世界を癒すことはできない。
 準備がととのい、それを恐れさえしなければ、その人は自力で霊的体験をすることができる。グルやババに教わる必要はない。
 わたしが神と呼ぶ、その同じ本源から生まれたわたしたちはだれでも、神性を賦与されている。自己の不死性にたいする知識は、その神性から生まれる。
 自然に死ぬまで生きなければならない。
 ひとりで死んでいく人はいない。
 だれもが想像をこえるほど大きなものに愛されている。
 だれもが祝福され、みちびかれている。
 人は自分がしたいと思うことしかしない。それを知ることが重要だ。たとえ貧しくても、飢えていても、粗末な家に住んでいても、十全に生きることはできる。地球に生まれてきた者の使命さえはたしていれば、この世で最後の日にも、自己の人生を祝福することができる。
 いちばんむずかしいのは無条件の愛を身につけることだ。
 死は怖くない。死は人生でもっともすばらしい経験にもなりうる。そうなるかどうかは、その人がどう生きたかにかかっている。
 死はこの形態のいのちからの、痛みも悩みもない別の存在形態への移行にすぎない。
 愛があれば、どんなことにも耐えられる。
 どうかもっと多くの人に、もっと多くの愛をあたえようとこころがけてほしい。それがわたしの願いだ。
 永遠に生きるのは愛だけなのだから。