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くすりのすべて―病院の薬 市販の薬 漢方薬

くすりのすべて―病院の薬 市販の薬 漢方薬 コメント

 くすりのすべて―病院の薬 市販の薬 漢方薬のような本を手元に置き、必ず参照するようにすれば、薬を服用している人が、体に与えられている影響を感じ取ることができるようになります。そして、疑問な点は的確に質問できるようになります。親切な医師の説明も理解しやすくなるため、より良い治療を選択できる可能性が増えます。
 薬の本で、不適切に処方されていた薬で体調を崩していたことが判明し、医師に相談して、該当する薬を中止することで症状が改善した人もいます。
 このページで紹介している薬は、1万種以上ある薬の中のごく僅かです。【製品名】などの記述も書籍の抜粋です。このページだけでは圧倒的に情報量が少なすぎます。ぜひとも、このような書籍を購入して家庭に常備していただき、より詳しい情報で健康管理に役立てて下さい。
 筋肉痛に効果が強く即効性があるバンテリンには、インドメタシンが含有されています。ボルタレンと同じアリール酢酸系の薬剤で、かなり副作用の強い成分です。安易に使ってはいけない!

 長期間、生理が来なくなってしまった、ということで、パーロデルを初めて服用した二十代の女性が、仕事中に倒れた例もあります。もちろん医師も処方を直ちに中止しました。その後、丁寧な針治療で、周期も順調で、自然に生理が来るようになっていただき、現在、とても元気になっています。

 花粉症などのアレルギーに対し、エバステルを使っていて肌が荒れ、半年後に首に脂肪腫ができ、摘出手術をした人もいます。脂肪がたまっていくような太り方をしていく人も多いので、眠くならない抗ヒスタミン剤であるクラリチンの方をお薦めします。

 最近は、タクロリムス水和物の軟膏をアトピー性皮膚炎に悩む方が使っている例もあります。

 ある病院で渡された薬の説明書(抜粋した本よりも具体的な情報が少ないのですが、保険点数に加算されます)を示します。処方されていた方は、「肝機能障害→解熱剤投与中に心停止のため脳梗塞」という経緯を経て、2000年秋に故人となられました。心から御冥福をお祈り致します。

ドプス
効能 手のふるえ、筋肉のこわばりや動作が遅くなったりするのを改善する薬です
注意
 頭痛、悪夢、動悸などの症状が見られたら医師にご相談下さい。長期間服用している場合は急に薬を中止しないで下さい。

マドパー
効能 手のふるえ、筋肉のこわばりや動作が遅くなったりするのを改善する薬です
注意
 頭痛、動悸などの症状が出ることがあります。以前、高血圧だった人は医師に申し出て下さい。自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けて下さい。長期間服用している場合は急に薬を中止しないで下さい。

ペルマックス
効能 手のふるえ、筋肉のこわばりや動作が遅くなったりするのを改善する薬です
注意
 胃部不快感、吐き気、便秘などが現れることがあります。自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けて下さい。長期間服用している場合は急に薬を中止しないで下さい。

はじめに

 薬というものは、体にとっては異物ですから、効能もあるかわりに、逆に副作用という害も持ち合わせています。薬の持っているすばらしい作用だけを引き出して、最大の効果を上げるためには、適切な薬の選び方、使い方をすることがとてもたいせつです。
 あなたとご家族の健康を守るために、この本がお役に立つことを念じております。

2 呼吸器系の薬剤

気管支拡張剤

■キサンチン誘導体
 カフェインに構造式が似ている化合物で、気管支のケイレンをとる物質をふやし、気管支の内部を広げる作用があります。
【製品名】
テオフィリン テオドール …
適応症気管支ゼンソクや気管支炎、閉塞性肺疾患などの発作をやわらげ、呼吸困難などの症状を軽くするのに用いられます。肺性心、うっ血性心不全、心臓ゼンソクの発作予防などに使われることもあります。
注意◎コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインを含むものを飲みすぎると薬の効果が増強され、副作用を起こしやすくなります。また、眠れなくなることがあるので、寝る前の服用は避けたほうがいいでしょう。
 急に禁煙すると、薬の血中濃度が高くなり、中毒症状を起こしやすくなります。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用まれに、ケイレン、急性脳症、横紋筋融解症などの重大な副作用が起こることがあります。意識障害、頭痛、不眠、眠け、興奮、不安、めまい、耳鳴り、動悸、頻脈、不整脈、吐きけ、食欲不振、腹部膨満感、腹痛、下痢、便秘、発疹などの過敏症、タンパク尿、血清尿酸値の上昇、むくみなどが起こることがあります。

気管支ゼンソク治療剤

■抗アレルギー剤
 抗ヒスタミン作用などによって、アレルギー現象を阻止します。
【製品名】
トラニラスト バリアック …
適応症気管支ゼンソクの予防に用いられます。
トラニラスト‥ケロイドや肥厚性瘢痕、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などの治療にも使われます。
注意◎肝機能検査、血液検査を定期的に受けることが必要です。
 妊婦 服用できません。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用発疹などの過敏症、食欲不振、吐きけ、腹痛、下痢、動悸、めまい、頭痛、肝障害、頻尿、排尿痛、残尿感、血尿などの膀胱様症状などが起こることがあります。腹部膨満感、胃潰瘍、消化不良などが起こる薬剤もあります。
トラニラスト‥まれに溶血性貧血、貧血、白血球や血小板の減少が起こることがあります。

3 消化器系の薬剤

消化性潰瘍治療剤

■ヒスタミンH2受容体拮抗剤
 H2ブロッカーとも呼ばれ、胃酸の分泌を促すヒスタミンの働きを抑える胃酸分泌抑制剤。胃酸に含まれる消化酵素であるペプシンの分泌を抑制する作用や、止血作用も。
【製品名】
塩酸ロキサチジンアセタート アルタット
シメチジン タガメット …
ファモチジン ガスター ガスターOD
適応症胃・十二指腸潰瘍など消化性潰瘍、逆流性食道炎、急性ストレス潰瘍、急性胃粘膜病変、胃炎などによる胃粘膜の糜爛や上部消化管出血の治療に用いられます。
注意◎服用に関しては、経過を十分に観察し、病状に応じて必要最小限の服用にとどめます。効果がみられない場合は他の療法に切りかえます。
 血液検査、肝・腎機能検査を定期的に受けることが必要です。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用まれに再生不良貧血、無顆粒球症などの血液の異常、ショック、間質性腎炎などの重大な副作用が起こることがあります。発疹などの過敏症、便秘、下痢、吐きけ、頭痛、肝・腎機能障害、貧血などの血液の異常、かゆみなどが起こることがあります。
塩酸ロキサチジンアセタートシメチジンファモチジン・・まれに皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症などの重大な副作用が起こることがあります。
シメチジン・・まれに房室ブロック、心ブロック、黄疸などの重い肝障害のような重大な副作用が起こることがあります。頻脈、徐脈、動悸といった心拍の異常が起こることもあります。
ファモチジン・・倦怠感、頭痛、眠け、不眠、うつなどの精神神経症状が起こることがあります。

■抗ドパミン剤
 交感神経の中枢に作用して胃の血流をよくし、胃粘膜の症状を改善。精神安定作用も。
【製品名】
スルピリド ドグマチール …
適応症胃・十二指腸潰瘍の治療。うつ病、精神分裂病の治療に使われることも。
注意◎眠けなどが起こることがあるので、車の運転や危険な作業はさけましょう。
 また、制吐作用があるので、腸閉塞や脳腫瘍などの嘔吐症状を隠してしまうおそれがあります。服用中は充分な観察が必要です。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用悪性症候群、ケイレン、遅発性ジスキネジアなどの重大な副作用が起こることがあります。無月経、乳汁分泌、男性の女性化乳房、口渇、胸やけ、吐きけ、便秘、めまい、眠け、不眠、熱感、倦怠感、焦燥感、舌のもつれ、ふるえなどが起こることがあります。精神安定剤として用いられたとき、心電図の異常や低血圧、血液の異常、肝・腎機能障害、排尿障害、むくみ、頭痛、発熱、めまい、発汗、しびれ、運動失調、筋肉のこわばり、パーキンソン症候群などが起こることも。

6 神経系に作用する薬剤

向精神剤

■選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)
 中枢神経系で伝達物質の役割をするセロとニンという物質の再取り込みを阻害することで、中枢神経系の調整を行う薬剤です。
【製品名】
マレイン酸フルボキサミン ルボックス …
適応症うつ病、うつ状態、強迫神経症に用いられます。
注意◎眠けが起こることがあるので、車の運転や機械の操作など危険な作業には注意が必要です。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用発疹などの過敏症、眠け、せん妄、錯乱、幻覚、妄想などの精神症状、ショック、アナフィラキシー様症状などの重い副作用が起こることがあります。眠け、めまい、ふらつき、立ちくらみ、アカシジア様症状、あごやほおの筋肉の異常、頭痛、不眠、頭がボーッとする、ぼんやり、集中力低下、記憶減退、動作緩慢、あくび、圧迫感、抑うつ感、神経過敏、焦燥感、不安感、躁状態、気分の高揚、舌のマヒ、言語障害、しびれ、運動失調、知覚異常、異常感覚、冷感などの精神神経症状、動悸、血圧上昇、低血圧、起立性低血圧などの循環器の異常、白血球減少などの血液の異常、肝機能障害、吐きけ、のどの渇き、便秘、下痢、腹痛、腹部膨満感、食欲不振、消化不良、空腹感、口の中の粘膜のはれなどの消化器障害、排尿障害、頻尿などの泌尿器の異常、腎障害、血清カリウム値の上昇、血中ナトリウムの低下、倦怠感、脱力感、息切れ、胸痛、熱感、ほてり、発汗、視力異常、眼痛、耳鳴り、鼻詰まり、歯がカチカチする、体重増加、脱毛、血清鉄の上昇や低下、筋肉痛、射精異常、乳汁漏出などが起こることがあります。

■三環系抗うつ剤
 脳に直接働いて、神経の働きを活発にするアドレナリン、セロトニンの量をふやし、感情を調節したり、精神活動を活発にします。
【製品名】
塩酸クロミプラミン アナフラニール
適応症うつ病、うつ状態の治療に用いられます。夜尿症、心身症的な原因による尿失禁、心身症の治療に用いられるものもあります。
注意◎眠け、注意力・反射運動能力低下などを生じることがあるので、車の運転や危険を伴う作業などは避けましょう。
 緑内障のある人、心筋梗塞の回復初期の人は服用できません。
 急に服用を中止すると、吐きけ、神経過敏などが起こることがあるので、かってにやめてはいけません。量が多すぎると副作用が起こりやすいので指示された量を守りましょう。
 心電図検査など指示された検査をきちんと受けることもたいせつです。
 妊婦 服用できません。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用まれに無顆粒球症候群などの血液の異常、マヒ性腸閉塞などの重大な副作用が起こることがあります。心電図の異常、血圧降下、動悸、眠け、精神錯乱、口渇、排尿困難、便秘、吐きけ、食欲不振、下痢、めまい、頭痛、発汗、筋肉のこわばり、発疹などの過敏症が起こることがあります。類似の薬剤で心室性頻拍のような重い副作用が報告されています。
 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群と呼ばれる重大な副作用が起こることがあります。尿の変化やケイレン、意識障害には注意が必要です。


抗不安剤

■ベンゾジアゼピン系精神安定剤
【製品名】
クロキサゾラム セパゾン …
ジアゼパム セレンジン …
ロフラゼブ酸エチル メイラックス …
適応症神経症、心身症による諸症状、自律神経失調症、うつ病のほか、更年期障害、月経時や月経前の不安や緊張、腰痛、脳脊髄障害、循環器障害、消化器障害などによる不安や緊張、抑うつ、疼痛に用いられます。不眠、筋ケイレンや筋緊張性頭痛、眼精疲労などの治療や、手術前後の緊張をとるために用いられることも。
注意◎眠け、注意力の低下などが起こることがあるので、車の運転や危険を伴う作業は避けます。
 急性緑内障、重症筋無力症のある人は服用できません。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用まれに刺激興奮や錯乱などの重大な副作用が起こる薬剤もあります。発疹などの過敏症、眠け、不眠、倦怠感、めまい、頭痛、吐きけ、口渇、むくみ、肝機能障害、胃痛、食欲不振、便秘、下痢などの消化器症状、鼻詰まり、排尿障害、男性の女性化乳房、乳汁分泌、筋弛緩、貧血などの血液の異常、しびれ、視覚異常、耳鳴り、いびきなどが生じることがあります。過剰な服用で精神神経症状や依存症が起こることがあります。

パーキンソン病治療剤

パーキンソン病治療剤
 脳にとり込まれると、ドパミンという神経の働きを活発にするアドレナリンの一種になります。
【製品名】
ドロキシドパ ドプス
レボドパ・塩酸ベンセラジド マドパー …
適応症パーキンソン病、パーキンソン症候群の治療に用いられます。配合剤は、レボドパだけでは効果のない場合に用いられます。
ドロキシドパ・・シャイドレーガー症候群や家族性アミロイドポリニューロパシーによるめまいや立ちくらみにも使われます。
注意◎眠け、注意力・反射運動能力低下などが起こることがあるので、車の運転や危険を伴う作業は避けましょう。
 閉塞隅角緑内障のある人、MAO阻害剤を服用中の人は服用できません。
 妊婦 服用できません。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用悪性症候群、幻覚、興奮、抑うつ、胃潰瘍、溶血性貧血などの重大な副作用が起こる薬剤もあります。発疹などの過敏症、眠け、めまい、頭痛、倦怠感、吐きけ、食欲不振、血圧上昇、動悸、不整脈、胸痛、ほてり、頻脈、肝機能異常、頻尿、尿失禁などが生じることがあります。

パーキンソン病治療剤
 脳からのドパミンという神経の働きを活発にする物質の放出を促し、再取り込みを抑制します。
>警告<  A型以外のインフルエンザウイルス感染症には効果がありません。
 本剤には催奇形性の疑われる症例があるので、妊婦はもちろん妊娠の可能性のある人は服用できません。
【製品名】
塩酸アマンタジン アテネジン アマゾロン シキタン シンメトレル トーファルミン ボイダン ボイダンD ルシトン ロティファミン
適応症
パーキンソン症候群の治療や、脳梗塞による意欲・自発性の低下に用いられます。A型インフルエンザ感染症にも使われます。
注意◎めまいや立ちくらみが起こることがあるので、車の運転や危険な作業は避けましょう。
 妊婦 服用できません。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用悪性症候群、視力低下を伴う角膜炎、心不全などの重大な副作用が起こることがあります。眠け、幻覚や興奮、めまい、動悸、立ちくらみ、頭痛、言語障害、視覚異常、排尿障害、便秘、下痢、吐きけ、食欲不振、口渇、下肢浮腫、脱力感、血圧降下、発疹などの過敏症、肝・腎機能障害などが生じることがあります。

パーキンソン病治療剤
 中枢神経に働いてパーキンソン症候群の症状を改善したり、下垂体から分泌されるプロラクチンというホルモンの分泌を抑えます。成長ホルモンの分泌を抑える働きもあります。
【製品名】
メシル酸ブロモクリプチン パーロデル …
適応症パーキンソン病症候群、乳汁漏出症、高プロラクチン血性排卵障害、高プロラクチン血性下垂体腺腫、末端肥大症、下垂体性巨人症の治療に用いられます。
注意◎著しい血圧低下が生じることがあるので、車の運転や危険を伴う作業は避けます。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用まれにショックや悪性症候群などの重大な副作用が起こることがあります。過敏症、めまい、幻覚、妄想、頭痛、貧血、血圧低下、吐きけ、便秘、食欲不振、胃・十二指腸潰瘍の悪化、肝機能異常などが生じることがあります。

パーキンソン病治療剤
 中枢神経に働いてパーキンソン症候群の症状を改善します。
【製品名】
メシル酸ペルゴリド ペルマックス
適応症パーキンソン病に用いられます。
注意◎血圧低下や立ちくらみが起こることがあるので、車の運転や危険を伴う作業は避けましょう。
 服用中に幻覚があらわれたり、長期間服用して急にやめると幻覚を誘発することがあります。
 妊婦 服用できません。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用まれに悪性症候群などの重大な副作用が起こることがあります。吐きけ、便秘、食欲不振、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口内炎、肝機能障害、立ちくらみ、動悸、不整脈、血圧上昇、幻覚、不安・興奮・焦燥感などの精神神経症状、めまい、眠け、頭痛、手足のしびれ、鼻閉、発疹、倦怠感、脱力感、脱毛、発汗、むくみ、白血球減少などの血液異常、排尿障害、尿タンパク、尿潜血、月経停止などが生じることがあります。

8 炎症・アレルギーに作用する薬剤

副腎皮質ステロイド剤

■副腎皮質ステロイド剤
 現在ある抗炎症剤の中では、炎症を抑える作用が最も強い薬剤のグループです。
【製品名】
酢酸コルチゾン コートン
酢酸パラメタゾン パラメゾン
酢酸フルドトコルチゾン フロリネフ
デキサメタゾン コルソン デカドロン デキサ・ママレット デキサメ デキサメサゾン デキサメサゾンE デキサメタゾン ミタゾーン ラブリネ
トリアムシノロン レダコート
ヒドロコルチゾン コートリル
プレドニゾロン コルドニン プレドニゾロン プレドン プレロン
ベタメタゾン ステラロールB ターゲロン ダブベダ ベータメサ ベタメサゾン ベタメタゾン リネステロン リンデロン
メチルプレドニゾロン メドロール

■副腎皮質ステロイド剤
 病気の原因に働くのではなく、痛みなどの炎症をやわらげる対症療法としての外用剤です。
【製品名】
ファルネシル酸プレドニゾロン ファルネゾン ファルネラート

■副腎皮質ステロイド・抗ヒスタミン配合剤
 副腎皮質ステロイド剤と抗ヒスタミン剤の配合剤です。
【製品名】
ベタメタゾン・d−マレイン酸クロルフェニラミン セレスタミン …
適応症ジンマ疹、湿疹、皮膚炎、薬疹の治療に用いられます。アレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患の治療に用いられます。
注意◎眠けを起こすことがあるので、車の運転や危険な作業は避けます。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用感染症の誘発や憎悪など重大な副作用が起こることがあります。発疹などの過敏症、精神変調、頭痛、眠け、不眠、胃潰瘍、口渇、胃痛、吐きけ、食欲亢進、下痢、多尿、排尿困難、血圧上昇、肝機能障害、血液の異常、目の異常、むくみ、色素沈着などのほか、全身にさまざまな副作用が起こることがあります。
 むくみ、ムーンフェイス(満月様願貌)や多毛、脱毛、体重増加、月経異常、糖尿病、倦怠感、幼児の発育抑制などが起こることがあります。


非ステロイド抗炎症剤

アリール酢酸系抗炎症剤
 炎症による痛みやはれをやわらげ、熱を下げる作用があります。効果が強く、即効性があります。
>警告< ジクロフェナクナトリウム・・幼・小児や高齢者、消耗性疾患のある人は、過度の体温低下や血圧低下によるショック症状が起こりやすいので、充分な注意が必要です。
【製品名】
インドメタシン アバンユウ イドメシン インダシン インダシンR インテダール インテバン インテバンSP インデラニック インデラニックTR インデラポロン インドメタシン インドメタシンR インドメタシン−S インドメタシンSP インメシン インメシンPL インメタン インメトシン コリフメシン サリナック ザルビコ ミカメタン ロージット
ジクロフェナクナトリウム アスピゾン アデフロニック アデフロニックL アナバン イリナトロン ガウテリン クロルギー サビスミンTP サフラック サンナックス ジクロニック ジクロニックL ジクロフェナクナトリウム ジクロフェナクナトリウム ジクロフェノン シーコレン ジフェナック ソファリン ソレルモン ソレルモンSR ダイスパス ダイスパスSR チカタレン ドセル ドンジャストA ドンジャストA−SR ナボールSR ニフレリール ネリオジン バレタン ピナナック フェナシドン フェニタレン ブセトン ブレシン プロフェナチン ベギータ ボナフェック ボラボミン ボルタレン ボルタレンSR ボルマゲン ボンフェナック メクロフェン メリカット ヨウフェナック ワンフェロン
適応症慢性関節リウマチ、変形性脊椎症、変形性関節症、腰痛症、頸肩腕症候群、腱鞘炎、痛風発作、肩甲関節周囲炎、咽・喉頭炎、症候性神経痛、急性中耳炎、かぜ、歯痛、膀胱炎、前立腺炎、後陣痛、骨盤内炎症、けがや手術後の鎮痛や消炎など、各種の痛みやはれ、炎症を抑えるために用いられます。
注意◎漫然と使用してはいけません。関節疾患で使用する場合は、血液検査、肝機能検査などを定期的に受けます。
 眠け、注意力の低下などが起こることがあるので、車の運転や危険を伴う作業は避けます。
 坐剤は直腸炎、直腸出血、痔のある人は使用できません。幼・小児、高齢者、消耗性疾患のある人が坐剤を使用すると、体温低下、血圧低下などショック症状が起こりやすいので注意が必要です。
 妊婦 服用できません。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用まれに、出血を伴うような消化性潰瘍や潰瘍性大腸炎、再性不良性貧血などの血液障害、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、剥脱性皮膚炎、ゼンソク発作、急性腎不全、ケイレン、昏睡や錯乱などの精神症状、ショックなどの重い副作用が起こるものがあります。発疹、かゆみなどの過敏症、食欲不振、吐きけ、胃痛、下痢、便秘、肝・腎障害、頭痛、眠け、めまい、しびれ、耳鳴り、むくみ、倦怠感、発熱、発汗などが起こることがあります。
インドメタシン・・まれに精神神経症状が起こることがあります。
ジクロフェナクナトリウム・・無菌性髄膜炎などの重い副作用が起こることがあります。

抗ヒスタミン剤

■その他の抗ヒスタミン剤
 体内で活性代謝物質になり、強力なヒスタミン拮抗作用を示します。
【製品名】
エバスチン エバステル
適応症
ジンマ疹、湿疹、皮膚炎、痒疹、アレルギー性鼻炎に用いられます。
注意◎眠けを起こすことがあるので、車の運転や危険を伴う作業には注意しましょう。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用発疹などの過敏症、眠け、倦怠感、頭痛、口渇、舌炎、胃部不快感、吐きけ、腹痛、肝・腎機能障害、血液の異常、胸部圧迫感、ほてり、尿糖、動悸、むくみなどがあらわれることがあります。

14 その他の薬剤

免疫抑制剤

■免疫抑制剤
 インターロイキンUの産生を抑制し、強い免疫抑制作用を示します。
【製品名】
タクロリムス水和物 プログラフ
適応症
肝・腎移植時、骨髄移植時の拒絶反応の抑制に用いられます。
注意◎免疫の低下による感染症にかかりやすくなるので、注意が必要です。
 グレープフルーツジュースと同時に服用すると副作用が起こりやすくなるので、いっしょに飲んではいけません。
 妊婦 服用できません。
 授乳婦 授乳を中止します。
副作用ショック症状や血液の異常、ケイレンや意識障害などの中枢神経障害などの中枢神経障害、不整脈、狭心症、心筋障害、呼吸困難のような重い副作用が起こることがあります。高血糖や尿糖などの膵機能障害、肝・腎機能障害、代謝異常、循環器、消化器などのさまざまな副作用が起こる可能性があります。

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