湿布薬の副作用の症状を改善する原因への有効な対策と治療方法

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筋肉痛を抑える湿布の副作用と危険性

湿布薬の副作用に注意!

 痛みを素早く抑えるものほど副作用も大きいという原則は、坐骨神経痛・ぎっくり腰・腰痛などの痛みを抑える塗り薬や湿布薬なども例外ではありません。

湿布薬で被れる(かぶれる)のは消炎鎮痛剤の副作用

 皮膚を覆う湿布薬は、より多くの成分が吸収される密封法(ODT)という処方になり、全身的投与と同様の副作用が発現する可能性があります。
 使い方の説明をしないまま、湿布薬(モーラステープなど)を安易に処方している病院が多いのが日本の現状です。
 粘着した糊(のり)をエタノールでとろうとして、エタノールで皮膚が被れる(かぶれる)場合もあります。

湿布薬(インドメタシン、モーラステープ、ケトプロフェンなど)の副作用に注意!

 湿布薬とは、経皮吸収剤と呼ばれるもので、有効成分が皮膚から血液に吸収されます。
 急性の炎症で、2時間以内に限定して、痛みを緩和させる使い方は有用です。
 急性の炎症で、表面に熱がある時は、表面を冷ますアイシングがベターです。
 寝る前に貼ると、2時間以上の使用になるため、良くありません。
 2時間以上の使用になると、腱鞘炎も治りにくくなります。
 小腸経の炎症熱を抱えていると、湿布薬の副作用が悪化しやすくなります。
 カゼや手足口病などを引き起こすウイルスによる小腸の炎症で、小腸経の炎症熱を抱えている人が増えています。
 DS元気HSPも活用してください。

喘息の人もの湿布薬の副作用に注意

皮下から血液に吸収された消炎鎮痛剤は、静脈を通って心臓に達し、肺に向かいます

 肺でも消炎鎮痛剤は、プロスタグランジンの合成を阻害しますから、喘息の人は使ったら駄目です。その後、もう一度心臓に戻り、全身に散布されます。
 その内、消化管の表面に達した消炎鎮痛剤は、そこでもプロスタグランジンの合成を阻害します。
 消化管でのプロスタグランジンは、胃腸自身が自分の消化液で消化されないように消化管の粘膜を保護する粘液を出す働きに関与しているので、この働きを抑えると自己消化、つまり潰瘍が発生します。
 これらの副作用を考慮して、鎮痛剤入りのシップを出す時は必ず消化管の粘膜を保護する薬を同時に処方したり、2時間以上は貼らないよう指導している病院もあります。寝るときに貼るのは最悪のタイミングなのです。
 消炎鎮痛剤を使っても痛みが楽にならない場合は使用を中止すべきです。消化器官に潰瘍が発生するリスクを急増させるだけです。
 特に、痛みが楽にならないのに肌に湿布かぶれが出る人は即刻中止して下さい。と言うのは、消化器官が悲鳴をあげている状態だからです。
 基本的に、脳神経を麻痺させる麻薬でない限り、痛み止め効果のある薬は消化器官に潰瘍を起こせる余裕があるほど、よく効きます。逆に、消化器官に潰瘍が生じると痛み止めが使いにくい体になってしまいます。
 このような状態でも、適切な針治療だと、健康的に痛みを楽にする方法があります。
 長期連用の副作用で、肝臓や腎臓に障害が出る他、膵炎を併発している方もいらっしゃいます。
 人によっては、副作用の方が急性で出てくる強い薬で、多くは胃腸障害ですが、喘息の人は症状を悪化させるので駄目です。
 久光製薬のサロンパスが無難かも。

湿布薬の副作用に効果のあるツボ刺激

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消炎鎮痛剤入りシップ薬の副作用と問題点

インドメタシン含有の湿布を背中いっぱいに貼って寝た翌日に、急に胃腸の具合が悪くなった人もいます

 胃腸の弱い人は、要注意です。愛用していた人で、急性の十二指腸潰瘍を起こし、救急車で運ばれた人もいます。
 胃腸にストレスがかかっていると、肩の後ろの方が凝ってくるので、そういう場合の長期に渡る使用は、筋肉痛を楽にするという目的では逆効果です。
 複数の薬の本で、インドメタシンの作用と副作用を確認してみると、良心的な古い本ほど、体に強く作用するインドメタシンを鎮痛剤として最初から使うことは避けるべきとの表現があります。
 よく使われるようになって、強い薬であるという表現が薬の本から消えています。お近くの図書館で、確認してみて下さい。

現在、病院で出されている湿布薬は昔の膏薬ではありません

 強力な痛み止めの成分(有名なインドメタシン以外にも多くの種類があります)を含む経皮吸収剤は、本来、短期間に限って処方すべき強い痛み止めの薬剤であり、痛みの原因を癒すものではありません。
 ほとんど説明も無く安易に処方されていますが、肝臓・腎臓・膵臓などの重要な臓器に負担をかける薬剤だという事実は明確に知っておいた方が身の為です。
 現代の年寄りは、終戦直後の混乱した時期に、結核や栄養失調やDDTの洗礼やピロリ菌などを勝ち抜いて生き抜いて来られた方々なので、肝臓・腎臓・膵臓は年齢の割にタフです。
 長期連用でダメージが出てきても、高齢だからということで、副作用という認識を持たない人も多いようです。
 現代の食生活では若い世代ほど基礎が脆弱です。つまり、肝臓・腎臓・膵臓などが、デリケートです。
 薬の副作用情報を見ると「高齢者の副作用に注意」とありますが、実際には、虚弱な若い人の方が副作用のダメージが大きいぐらいです。
 強力な痛み止めの成分を含む経皮吸収剤を日常的に使っていると、働き盛りの人にも臓器の変調が多発しやすくなります。
 体の機能的なバランスを整える針治療をしていると、痛み止めの成分を含む経皮吸収剤のダメージを感じます。

湿布薬(前述した「密封法(ODT)」)が病院で日常的に処方されているのは、日本ぐらいです

 たいていの薬害は、外国で問題が多発してから、ようやく重い腰をあげ、厚生労働省は原因究明にとりかかります。
 厚生労働省が優先的に保護するのは国民ではなく製薬業界だということは歴史が証明しています。
 湿布薬の副作用について厚生労働省から警告が出るのは、随分と先のことです。それでは遅すぎます。自分の体を丁寧にチェック&ケアして下さい。
 湿布薬であっても、皮膚から吸収されて、全身に影響するのですから、消炎鎮痛剤は、必要最小限の使用にとどめるのが賢明です。
 喘息以外の方が、どうしてもインドメタシンを使う時は、胃腸の粘膜を保護する薬や、ダメージを受ける胃腸を元気にしてくれる足三里へのお灸を併用することをお薦めします。
 救急医療が必要でない状態の痛みであれば、DS元気HSPだと、胃腸などを傷めたりせず、痛みが緩和します。お試し下さい。

痛み止め成分を含む温シップは使わない方が賢明

 強い痛み止めの成分は、急性の痛みの激しい時に、短期間の冷湿布のみに限定すべきです。
 慢性時の痛みに使う温湿布にもインドメタシンを配合した商品もあります。
 湿布薬は、皮膚を覆うことで経皮吸収剤の吸収率を高めたものです。
 温めると、プロスタグランジンと同様の血流を促進する作用がある分、吸収されたインドメタシンが患部での作用を通り抜け、消化器官の潰瘍を促進するように働く割合が増えてしまいます。
 温湿布にすることで、より多くの働き盛りの方が昔ながらの膏薬と勘違いし大量に使用しますから、肝臓・腎臓・膵臓に障害が出る人が多発することが予想されます。
 薬害による炎症なのに、診断時の聞き取り不足と医療関係者の認識不足で、人によっては、飲み合わせで、より激しい症状が発生し、緊急入院するかもしれません。
 温湿布なら、こんにゃく湿布もおすすめです。つぼを上手に活用してください。
 アロマのオイルマッサージが有効な時もありますが、オイルで毛根炎になることもあるので、肌の状態には念のため気を配ってください。
 キャベツ湿布を冷湿布として使えることがあります。乳腺炎対策などにも重宝するようです。
 足裏湿布ダイエットをするつもりなら、キネシオテープ(冷えが気になるなら、湯たんぽをプラス)で充分なような気がします。

シップ薬の副作用を緩和する対策

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提供:おかだうえ鍼灸治療院