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治療と東洋医学
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珪肺症(けいはいしょう)
珪肺症と
黄砂
珪肺症とは、
黄砂
の成分でもあるシリカ(二酸化珪素)の粉塵を吸いこんで発症する、肺の不可逆的な瘢痕化です。
吸いこんだ粉塵は肺に到達し、肺胞に存在する塵埃細胞(肺胞大食細胞:マクロファージの一種)がそれを飲みこみます。マクロファージが出す酵素は、肺組織に瘢痕化を起こします。
最初、瘢痕化した部分は小さな丸いこぶで、
単純結節性珪肺症
と呼ばれます。徐々に結合して大きな塊(かたまり)になると、
集塊性珪肺症
と呼ばれます。瘢痕化した部分では酸素が血液中にうまく移行できないため、肺は弾力性を失い、呼吸が苦しくなります。
単純結節性珪肺症
痰を伴う咳が出ることがあります。
太い気道が炎症を起こし、慢性気管支炎になることがあります。
集塊性珪肺症
痰を伴う咳に加え、ひどい息切れが起こります。
最初は運動の間だけ息切れを起こし、次第に安静時にも息切れを起こします。
肺の損傷は、右心室に負担をかけ、肺高血圧によって発症する肺性心と呼ばれる心不全を起こします。
珪肺症は完治しませんが、シリカにさらされないよう注意すれば、発症早期の段階では、病気の進行を遅らせることが可能です。呼吸困難がある場合には、慢性閉塞性肺疾患の人と同じように、気道を広げ、分泌物を吐き出しやすくする薬物療法が有効です。
珪肺症になると、結核を発症する確率が高くなるので、定期的に結核の検査をする必要があります。
珪肺症の
針治療
シリカ(二酸化珪素)によってダメージを受けた部位の炎症を冷ますとともに、シリカ(二酸化珪素)そのものの排出を助ける治療となります。
三焦兪
で、右心室への負担を緩和し、デトックス能力を向上させます。
咳喘息
の
針治療
も有効です。
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