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斜視・斜位・上斜筋麻痺の原因への対策と治療方法

斜視とは眼位の異常に、両眼視の異常が加わった症状

 斜視とは、両眼の視線が正しく目標に向かわない状態で、眼位(両眼の相対的な向き)の異常に、両眼視(両眼を一緒に同時に用いる機能)の異常が加わった症状です。

内斜視・外斜視・上斜視・下斜視

斜視の機能的な種類

内斜視:乳児内斜視・調節性内斜視・非調節性内斜視・部分的調節性内斜視

 内斜視は、種類を問わず、なんらかの治療が必要とされています。内斜視には針治療も有効です。
 内斜視で、後天的なものは、生後1年以降に起き、近くを見る時に内斜視が起こります。
 内斜視の治療は、手術、メガネによる矯正、手術とメガネによる矯正の併用などがあります。
 内斜視は、基本的に治療が必要で、手術以外にメガネによる矯正で治る場合もあります。

外斜視:間欠性外斜視→恒常性外斜視

 外斜視は、手術以外の治療では治しにくい面もありますが、手術などの治療を必要としない外斜視には針治療も有効です。
 外斜視は、俗に「ロンパリ」と呼ばれます。ドイツから見て、片方の目が「ロンドン」を見ている時に、反対の目が「パリ」を見ているような目線になる様子からの表現です。

交代斜視→片眼斜視

共同性斜視・麻痺性斜視

斜視・上斜筋麻痺に効果のあるツボ刺激

上下斜視の原因で上斜筋麻痺は頻度が高い

 後天性の上斜筋麻痺(上下斜視)へのツボも有効な場合があります。
 頭痛を起こす原因にもなる眼精疲労を起こしやすい後天性の上斜筋麻痺は、噛み合わせ矯正のツボで症状を改善していきます。
 頭部の緊張が緩和するなどして、神経が活性化するため、上斜筋麻痺に対しても改善する効果があるからです。
 上斜筋は、目を下や内側に向かせる筋肉で、滑車神経支配です。
 後天性の上斜筋麻痺の大きな原因として推測されるのが、化学物質の暴露と歯の噛み合わせの不具合で、原因となる化学物質から離れた後も、体が歪みだけ覚えています。
 化学物質暴露後の歪みの解放と噛み合わせを矯正するツボで、上斜筋麻痺の状態が改善します。

内斜視・外斜視・斜位は関連する症状も緩和しやすい

 針治療は、内斜視・外斜視・外斜位に対する効果を期待できます。

DS元気針治療で効果のあるツボ


 ↑日本人必読の書

斜位とは眼位の異常はあるが、両眼視は可能な症状

斜位とは眼位(両眼の相対的な向き)に異常はあるものの、両眼視(両眼を一緒に同時に用いる機能)は正常な症状

 斜位で目の位置がずれることは無いので、両目で見る機能は発達しています。
 眼位の異常があっても、脳と外眼筋が、両眼視を正しく調節するため、斜視になりません。
 片目を塞ぐと、両眼視の異常が顕在化し、斜視があらわれてきます。
 左右の目に著しい視力の差がある不同視(がちゃ目)の場合、弱い方の目が使われなくなるため、片目を塞いだ時のようになり、良い方の目が片眼斜視になることがあります。

偽斜視とは乳幼児に見られる仮性内斜視

偽斜視とは乳幼児に見られ、斜視ではなく仮性内斜視とも呼ばれます

 乳幼児は、左右の目の間隔が離れていて、鼻の根元が未発達で、白目にたいする黒目の比率が大きくなっています。
 そのため、内斜視のように見えますが、成長とともに、目の間隔が狭くなり、鼻の根元が発達して、黒目の比率が小さくなってくると、自然なバランスの目になります。
 乳児内斜視は、恒常性斜視片眼斜視なので、少しでも、おかしいと感じたら、眼科を受診してください。

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外部リンク

pure eye 眼位の異常
日本眼鏡教育研究所 「斜視」と「斜位」とは何か?

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