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インフルエンザ予防対策にマスクも

インフルエンザの予防対策

 インフルエンザへの具体的な予防対策としては、手洗い、マスク、うがい、暴飲暴食を避ける、睡眠をよくとる、下半身を暖かくするためズボン下を着用するなどです。
 最近のインフルエンザウイルスは、風邪のウイルスと同様、呼吸器系に激しい症状が出なくなってきています。
 インフルエンザウイルスは鴨の場合、感染しても症状が出ません。
 インフルエンザウイルスは鴨の腸でも増殖します。中国は世界最大の鴨の産地で、鴨の糞便によっても撒き散らされている可能性が高く、豚、鶏、アザラシなどにも感染します。
 A型は高熱が出やすく、B型は喉の炎症がひどくなる傾向があるようです。黄砂の影響で、回復後に咳の症状が残る人が増えてます。

インフルエンザとH7N9型鳥インフルエンザの分析結果

鳥インフルエンザ患者から、タミフル作用に耐性を持つウィルスが検出されています

 インフルエンザウイルスの表面には、HとNの2種類の抗原があります。
 最も変異を起こしやすいA型インフルエンザウイルスの場合、Hは13種類、Nは9種類あります。
 鳥インフルエンザのA型インフルエンザウイルスのタイプにはH7N9以外に、H5N1、H7N7、H9N2などがあり、鳥などから人間にも感染します。
 抗原の組み合わせだけでも計算上13×9=117通りの変異があり、これ以外にも細かい型の変異をすることで感染動物や感染箇所が変化し、免疫を回避していきます。

鳥インフルエンザは、将来、人から人へ感染するタイプに変異することが予想されています

H7N9型鳥インフルエンザで死亡した人から分離されたウイルスの遺伝情報を分析した結果

インフルエンザ予防接種ワクチンの副作用

インフルエンザワクチンの予防接種は副作用に注意

 インフルエンザワクチン予防接種の後、「腕が腫れた」、「すごく疲れた」、「体調を崩した」、「咳喘息で苦しんだ」などになる可能性もあります。「インフルエンザワクチン株」で確認してください。
 ワクチンには鶏卵を使いますから、卵アレルギーの人に、ワクチンはダメです。
 ワクチンの接種直後は免疫を学習する必要から、対外的な免疫力は一時的に低下し疲れやすくなっています。そのため、カゼなどに感染しやすくなります。ですから、予防接種のために病院へ行って(特に効果に疑問のある2回目の接種時に)、風邪をうつされる可能性もあります。
 学童への集団予防接種は、統計的に社会全体への流行の阻止にならないので中止されています。強い副作用を起こす学童がいて、その後の長い人生へのリスクを考えると、強制的な接種は望ましくないのです。

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インフルエンザ予防接種の副作用と有機水銀と化学物質過敏症

 予防接種1回で、有機水銀であるチメロサール(エチル水銀チオサリチル酸ナトリウム)1〜10μgが注射されます。有機水銀は神経系に蓄積され障害を起こします。ワクチンの中には、安定剤として、ホルマリンを含むものもあります。水銀とホルムアルデヒドを含む可能性があるので要注意です。チメロサールを含まないワクチンだと、注射時の痛みと腫れが軽減されるそうです。予防接種を受ける人は、チメロサールを含まないワクチンを扱う病院もあるので、検索することをお薦めします。
 アメリカでは、1回の有機水銀は0.3μg以下で、まもなくすべての予防接種が、チメロサール低濃度か含まれないものに変わる予定です。日本も、チメロサールが原則として予防接種製剤に含まれなくなるよう希望します。

タミフルの副作用と危険性

タミフルは未成年の副作用に注意

 小児でのタミフルの副作用として、うわ言を言う等の他に、タミフルは鎮静剤に似た中枢抑制作用があるので、思春期までの若い人に異常行動を起こさせる危険もあります。
 主な副作用は腹痛、下痢、吐き気で、量が多いと、ふらつく様なめまい感があります。肺炎の他、意識障害などの精神症状が現れることもあります。妊婦、授乳中の婦人、1才未満の小児での安全性は確かめられていません。
 主に尿中に排泄されるため、腎臓の悪い人では急性腎不全をおこしたり、過敏な人では血小板減少などが起こることがあります。
 インフルエンザで39度以上になれば、タミフルよりもリレンザが適切です。インフルエンザ脳炎を防ぐには、タミフルは有効な薬ですが、タミフルによる脳刺激作用が副作用としてあるので、高熱のときは、タミフルを使用せず、リレンザという吸入薬を使う方が適切です。リレンザを使用した場合は、興奮作用などの副作用なしに、完治することが多いようですが、リレンザを使っている病院は少ないのが現状です。
 タミフルは、1996年にアメリカのギリアド・サイエンシズ社が開発し、ロシュ社がライセンス供与を受け、製造・販売しています。日本では2000年に厚生労働省が承認し、2001年2月に保険適用され、中外製薬が取り扱っています。
 個人輸入を利用される方は、くれぐれも自己責任で。

タミフルの作用機序

 インフルエンザウイルスに感染したら、経口薬のタミフル(抗インフルエンザウイルス剤:リン酸オセルタミビル)を早めに服用し、インフルエンザウイルスを細胞膜表面に足止めすることによってウイルスの拡散を防ぎ、ウイルスに対する人体の免疫システムを支援する方法もあります。罹患初期に高い効果をあげる薬です。感染から40時間を超えると原理的には効果がありません。安易な服用は耐性ウイルスを増やすリスクがあります。
 タミフルに対する耐性を獲得したインフルエンザウイルスの増加は懸念事項です。
 A型インフルエンザとB型インフルエンザに有効で、C型には無効です。
 ウイルスの増殖パターンは、
(1)HA(ヘマグルチン:接着部分。食い込む錨のようなもの)を使って、細胞膜表面に付着する。
(2)細胞内へウイルスの遺伝子を送り込むことで、免疫細胞からの攻撃を回避する。
(3)細胞内のアミノ酸を原料にして、ウイルス自身の遺伝子を展開して、細胞内で増殖する。
(4)増殖した新生ウイルスは、次々と細胞膜に達し、HAで細胞膜表面に付着した状態になる。
(5)増殖した新生ウイルスは、ノイラミニダーゼ(食い込んだ錨を切り離すようなもの)を使ってHAを細胞膜から切り離し次々と拡散していく

 最後の(5)の状態に注目して下さい。HAを切り離せない状態にすれば、ウイルスは細胞膜表面から動けなくなります。この状態だと、免疫細胞がウイルスの情報を読み取るのも容易で、まとめて攻撃できるので、ウイルスの拡散を効果的に防ぐことができます
 タミフルの作用機序は、ノイラミニダーゼの活性を阻害するため、ノイラミニダーゼと逆の形をしたタンパク質でノイラミニダーゼを塞ぐことなのです。
 ノイラミニダーゼ阻害薬の開発の焦点は、ノイラミニダーゼというタンパク質の電荷分布なども含めた詳しい構造を特定し、それを塞ぐ逆の形のタンパク質の合成方法、つまり、タミフル合成反応の方法を求めることになります。現代において、これらの計算に、コンピュータがフルに活用されたのは言うまでもありません。これからの新薬は、細菌やウイルスを攻撃するよりも、人間が持っている免疫力を効率良く活かすアイデアが重要になってくるでしょう。
 すでに、タミフルに耐性を持った鳥インフルエンザウイルスも出現しています。ですから、細胞膜が元気でいられる状態(最初からインフルエンザウイルスに侵入されないよう予防できること)を保つため、丁寧な針治療も有効です。

シンメトレルはA型インフルエンザのみに有効

 シンメトレルの作用機序は、A型インフルエンザウイルスにのみ存在するM2蛋白を阻害し,感染細胞核へのウイルス蛋白(ribonucleoprotein)移行を阻害することにより、ウイルス増殖抑制作用を示します。ですから、シンメトレル(塩酸アマンタジン)は、A型インフルエンザにしか使えません。
 また、感染した最初の4時間の間に、アマンタジンを投与しないと意味が無いです。4時間以降には、体の中のサイトカインであるインターフェロンやIL−2(インターロイキン2)が増えていてウイルスを抑制しています。インターフェロンが出ると風邪の時の無力感や身体がだるいなどの症状が出ます。ですから、症状が出てからインフルエンザの感染に気付き服用したとしても、プラス効果を出すことが難しいのです。
 インターフェロンと似た作用があるため、抑鬱による自殺企図などの副作用が出る場合もあり、幻覚、不眠などの副作用があるため、高齢者にも使いづらく、すでに薬剤耐性を獲得したインフルエンザウイルスも出ているので、よけいに効果が薄くなる可能性があります。

生死で注意すべきは、自己免疫のコントロール

 ウイルス性脳炎で死んだ子供の脊髄液をPCR法という最も精密な検査方法で調べても、インフルエンザウイルスはほとんどありません。子供が脳炎で死亡するのは、サイトカインによるショック反応です。ウイルスが爆発的に増えた時に、それに伴ってサイトカインが爆発的に増え、自己免疫によるアレルギーで痙攣を起こして死んでいます。
 老人がインフルエンザで死亡するのは間質性肺炎で、この場合の間質性肺炎は、サイトカインが関係した自己免疫による肺炎です。
 人間の体は体温を上げることでウイルスの増殖を抑えようとします。この時に、解熱剤で無理に熱を下げると、人間の体はサイトカインを急激に増加させてウイルスの増殖を抑えようとします。ですから、高熱の時に解熱剤を処方すると、サイトカインの急増によるショックで人間を殺してしまうこともあります。

免疫低下、胃腸機能の低下などがあると負担大

 年々、ウイルスの潜伏の仕方は巧妙になっていて、多くの方に大きな生命力の低下やアンバランスが観られるようになってきています。この状態に気付かないで、インフルエンザに感染すると負担大。
 中国医学でいう「心経」のバランスを崩している人が多いです。早めに手を打たないと、アレルギー、免疫低下、自己免疫疾患、心臓病、癌、精神異常などが増えそうな感じです。
 空気清浄機などで、部屋の空気を整え、せめて自宅の環境だけでも整えておいて下さい。

インフルエンザに対する初期対策

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