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脳梗塞の後遺症の原因への対策と治療方法

脳梗塞とは

脳梗塞とは脳軟化症(軟化融解する)の状態で、脳梗塞後遺症とは、うつ病との闘い

 脳梗塞は、脳への血流が途絶え、脳の細胞が死んでしまう脳血管障害です。
 脳の動脈が、血栓、塞栓により急速に閉塞すると、その動脈で養われる部分に酸素欠乏が起こり、壊死に至り、脳軟化症を引き起こします。この状態を脳梗塞と言い、発作時に意識不明になることもあります。その後の脳梗塞リハビリは、うつ病との闘いでもあります。
 血栓は動脈硬化が、塞栓は心疾患が、発生しやすくなる原因で、どちらも生活習慣病の結果と言えます。

脳梗塞の予防

 脳梗塞の予防は、粗食により動脈硬化の進行を防ぎ、適度な運動により心臓の機能を維持することです。
 ストレス感があると、ついつい、動脈硬化や心疾患を起こしやすくする食生活となりやすいので、温泉での湯治や針治療などで上手に発散するのも一つの方法です。

脳梗塞の後遺症からの看護による健康回復の可能性

脳梗塞の後遺症からの回復には残された脳の再学習(リハビリ)が必須

 突然、体の一部が動かなくなり、病院に数ヵ月通院するも回復せず、医師から「回復不能」と言われた場合でも、本人に改善への強い意志があれば、献身的な脳梗塞看護で回復する場合もあります。
 脳梗塞の後遺症からの回復には、残された脳の再学習が必須です。ですから本人の学習意欲は無視できません。病院などの面接による評価で、今後の見通しを家族でつけてください。
 本人が回復することに対して意欲を無くしている場合、特に高齢者の脳神経疾患の場合、下肢の作業療法となる歩行訓練は、希望というよりも拷問になり、余生を苦しめる場合もあります。家族も大変ですし、意欲に乏しければ、回復は困難です。家族ともども安らかに余生を過ごせる環境を用意するため、脳梗塞の看護を受けられる施設への入所が必要な場合もあります。
 頻繁に通院する必要があるので、ご近所で、良心的に効果ある対応をしてくれる医療関係者がいる、評判が良い所を探して活用してください。
 DS元気も活用してください。

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一過性脳虚血発作(TIA)

 一過性脳虚血発作の症状は一時的とはいえ、脳梗塞の症状と差が無いです。左右どちらかの手や足が動かせなくなったりします。舌がもつれる、見える範囲が狭くなるといった症状が出る人もいます。
 一過性脳虚血発作は、脳梗塞のような症状が一時的に表れ、しばらくすると消えてしまいます。実際に脳梗塞になる前触れで、症状が消えても油断せず、ただちに生活習慣を見直し、検査を受けることをお薦めします。発作を起こした人の10〜20%が、90日以内に脳梗塞に襲われるからです。
 一過性脳虚血発作は、頚動脈などにできた小さな血栓が(血の塊)がはがれて脳に流れ、一時的に血管が詰まって、脳が働かなくなった現象で、脳梗塞の前触れです。血栓が自然に溶解し、血流が再開して脳が活動を始めると、症状が消えてしまいます。数分以内に収まってしまうケースが多いです。

警告兆候

 また、くも膜下出血でも出血の1〜3週間前に、頭痛や片方のまぶたが下がるなどの症状が表れることがあります。脳の太い血管にできたこぶの脳動脈瘤から血液が染み出したり、こぶが急に大きくなったときに起こる症状で、「警告兆候」と呼ばれます。しかし、脳出血には、前触れに当たる症状はありません。
 ろれつが回らない。顔がゆがむ。手がまひする。このうち一つでも該当する症状があれば、その70%は脳卒中の可能性があります。

脳卒中後遺症

 脳卒中とは、脳の血管障害で、急激に意識障害や神経症状が出現する病態です。
 脳卒中には、脳出血、クモ膜下出血、脳梗塞があります。
 脳卒中後遺症は、脳の損傷部位によって、片麻痺、痙縮、失調、知覚障害、視野障害、眼球運動障害、言語障害などがあります。
 脳卒中後遺症には、合併症も多く、関節拘縮、骨粗鬆症、肩手症候群、褥瘡、肩の亜脱臼、排尿障害などがあります。
 脳卒中後遺症や合併症を最小限にとどめ、機能を回復し社会復帰するため、障害の程度に応じた、リハビリが必要です。

脳卒中後遺症の針治療は、片麻痺で病院でのリハビリ完了後、通院治療可能な状態の方が対象

 脳卒中後遺症の針治療では、片麻痺の筋肉に対して血液循環の改善などを目的として治療しながら、麻痺していない筋肉の負担を軽くする治療もします。
 脳卒中後遺症の片麻痺は、病院での集中的リハビリは、6カ月と言われています。
 しかし、その後も、ゆっくりと片麻痺の回復は続くので、継続的な息の長い針治療は有効です。治療の前後での変化を検証しながら、治療効果のある鍼灸院を選択してください。
 DS元気を活用してください。

軽い脳梗塞のリハビリ鍼治療例

 軽い脳梗塞が原因で、ある朝、起きた時に左手首から先が全く動かなくなってしまった方を担当したことがあります。
 病院で頚椎の異常と言われ、脳梗塞のリハビリをしても効果無く、医師からは「回復不能」と言われ、血糖値も上昇し、「糖尿病の薬も飲みますか?」と言われていたそうです。
 鍼灸などという非科学的な治療には大いに疑問を持っている方(私も昔は懐疑派)でしたが、知人の紹介で藁をも掴む気持ちで来られました。
 気の感覚で診断したところ、左手首の方に気がほとんど流れておらず、腰の方の気も弱っていたので、西洋医学的に言うならば、脳神経系統に問題ありと感じました。それをカバーするために、まずは腰の元気を整えました。すると、その場で、手首から先が、ほんの少し動くようになり、喜んでいただけました。
 その後、だいたい週一回程度、通算10回ほど通院していただきました。気の流れを少しづつ回復させ、筋肉の動かし方を文字通り一本づつ確実に増やしていくようにしました。
 ご本人には適切なイメージを重視した訓練と、機能回復訓練(一部の脳細胞が死んでいるので、他の脳細胞に再学習させる訓練は必要)をアドバイスし、効率の良い脳梗塞のリハビリで頑張ってもらいました。
 途中で、血糖値も正常値に戻り、糖尿病の薬も飲まずに済みました。
 結局、数ヵ月後には、機能的に完全に回復しました。当初左手首から先が動かせない状態であったものが、ゴルフのコンペで上位にランクするまでに回復されました。
 以降は通院されていません。知人の話では、忙しく元気にやっている(あちこち出張で多忙)とのことです。
 病院の脳梗塞のリハビリで回復不能であっても、適切な針治療で大幅に改善する場合があります。諦めないで下さい。
 病院で頚椎の異常と言われた、この方の場合、一度も首に鍼をすること無く治療を終えました。
 とりあえず、参考まで。
 緊張性筋炎症候群(TMS)で体が動きにくくなっている面もあります。希望を持って下さい。

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