| 食中毒に関係する細菌 | 気をつけたい飲食物 | 症状 | 潜伏期間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 黄色ブドウ球菌 | おにぎり、弁当、サンドイッチ、サラダ、乳製品、お菓子 | 激しい嘔吐、腹痛、下痢、軽い発熱 | 約3時間 | 化膿した傷などから食品が汚染される 毒素は熱に強い 雪印乳業食中毒 |
| サルモネラ菌 | 牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵、病院食 | 嘔吐、腹痛、下痢、発熱 | 12時間〜数日間 | 広く自然界に分布 熱に弱い |
| 腸炎ビブリオ | 刺身など生の魚介類、塩漬け食品 | 吐き気、嘔吐、腹痛、下痢(水様性)、発熱 | 12〜24時間 | 塩分を好む まな板などから二次感染 熱と真水に弱い |
| カンピロバクター | 鶏肉、牛肉、豚肉、生水、サラダ | 熱っぽくだるい 頭痛、腹痛、下痢 | 2〜3日 |
熱に弱い。低温に強く4℃でも長期間生存するので冷蔵庫の過信は禁物。 少量の菌でも感染。 ギランバレー症候群にカンピロバクターが関係しているのではないかと疑われています。 ギランバレー症候群とは急激に発症する主として運動障害を起こす末梢神経疾患で、下肢の筋力低下による歩行困難、顔面の神経麻痺、それに重症例では呼吸筋も侵されて人工呼吸器が必要な場合も起こりうる病気です。 ギランバレー症候群の頻度はカンピロバクター患者1000名あたり1名程度と非常に低いのですが、腸炎が完治してから10日程経過した後に発症するため、腸炎が完治した後の動向にも注意が必要です。 |
| 病原性大腸菌O157 | 食肉、野菜、井戸水 | 腹痛、下痢(水様性、血便) | 4〜8日 | 腸管に入った菌は僅かでも感染 人から人へ二次感染 |
| ボツリヌス菌 | いずし、ハム、ソーセージ、真空パック、缶詰、瓶詰 | 嘔吐、視力障害、舌のもつれ、呼吸困難 | 数〜36時間 | 毒性が強く死亡率30%以上 熱に弱い 酸素の少ない状態を好む |