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アトピー性皮膚炎

アトピーを悪化させている大きな要因

 アトピー性皮膚炎とは、慢性的に「好転反応」として皮膚の炎症が続いている状態ですから、「好転反応」が起こらなくて済むようにするのが、苦悩の原因の除去であり、治療となります。
 解毒作用が追いつかないと炎症を起こす因子が分解されず、排泄作用が追いつかないと炎症を起こす因子が全身を巡ってしまいます。特に乳児では、まだ排泄作用が充分に整っていません。これでは体が困るので、皮膚表面から排出しようとします。この時に免疫反応が激しく起きて痒くなり、カユミのため掻きむしってしまうことで炎症を悪化させています。
 最近は黄砂でアレルギー悪化も無視できません。
 アトピー性皮膚炎が急激に増加しているのは、日本の緑黄色野菜の質が低下したことも大きな要因です。緑黄色野菜が本来もっている「解毒・排泄作用と炎症を抑える働き」が弱くなってしまった促成栽培の野菜に交代していったことで、促成栽培の野菜が本格的に流通し始めた1980年以降、野菜は不味くなり、花粉症やアトピー性皮膚炎で苦しむ人も増えました。
 カゼのウイルスには治療効果のない抗生剤(活性酸素で菌や粘膜を傷めつける薬)を乱用する病院(小児科も含む)にも、アレルギー患者大量発生の責任があります。
 食品では、マーガリンの大量使用(生の食パン、手軽なバランス栄養食品など)、塩素などで消毒した食材、乳製品の過剰な摂取、風土に合わない加工パン、過剰なフライもの、添加物の多い味付けの濃い調理、これらの条件をほぼ満たしているのが学校給食です。

アトピーの眼の二大合併症は白内障と網膜剥離

 アトピーの眼の二大合併症は白内障と網膜剥離です。皮膚症状が治まらないと、寝ている間にも眼をこすったりして、眼内レンズがはずれることもあり、網膜剥離は外傷と同じ症状を起こします。手術で治しても皮膚症状があれば何回も再発することがあります。

アトピーのかゆみで夜に寝られないなら、ステロイド剤を塗った方が良い場合も

 アトピー性皮膚炎は、強い「好転反応」で苦しんでいるので、この強すぎる自浄作用を一時的に抑制するために薬剤を使用することも、適切であればOKです。日常生活の質を上げるためには必要なことですが安易な使用は厳禁です。
 睡眠不足は、お肌の大敵なので、夜ぐっすり眠れるようになることが、治癒へのスタートです。
 ですから、夜眠れるぐらいに炎症を抑える最低限のステロイド剤の塗布は適切です。
 イライラは、かゆみを強める要因になります。体をコントロールしにくい不安は、睡眠障害になります。寝られないと肌が荒れやすくなります。この悪循環を絶つためにも、夜にぐっすり寝られるようにもっていくことが重要です。
 もちろん、子供の時から安易にステロイド剤を処方されていた人に、難治な成人アトピーの人が多いのも事実なので、あくまでも、最小限の使用が前提です。
 かゆみを感じる肌のうち、乾燥し熱い感じで切り傷みたいになっている所には、間宮アロエ軟膏(肌に合わない方もいます)を塗ると、ステロイド軟膏の使用を減らせます。アロエ軟膏が肌に合うか試しに塗ってもらって反応みてから、納得した上で薬局で購入するとベターです。
 アロエには、保湿、冷却、血行を抑えるなどの作用があるため、かゆくても、グジュグジュした所や黒ずんで熱く感じない所には不向きです。このような所が肌に多い場合は、湿気に対する弱さや血流不足を解決することが必要で、スキンケアだけでは、まず改善しません。ステロイド剤を長期に使っていると、湿気に対して弱くなり、血流も不足する体になっていくのですが、炎症状態がひどい時には、ステロイド軟膏で一時しのぎをすることも選択肢として必要な時があります。使用前と使用後とに写真撮影しておくのも、さじ加減のひとつの方法です。

アトピーでステロイド剤の使用は最小限に

 皮膚科でも処方されることがあるステロイド剤の内服は、自己免疫疾患などで内臓全般で炎症が起きている場合や重病で緊急を要するなどの場合以外の多くは不適切です。
 喘息の強い炎症を冷ますのにはステロイド剤の吸引の方が適切で、気管支拡張剤は、強い発作が出そうな時に限らないと心臓への負担になってしまいます。気管支拡張剤を使い過ぎると、心臓喘息の状態に移行し、かえって喘息の症状が劇症化してしまうので注意が必要です。
 ステロイド剤の塗布だけで、アトピー性皮膚炎の炎症をコントロールしていると、皮膚から血液中に吸収されていって、腸まで、その血液が届いてしまい、過敏な免疫反応を抑える消化管の働き(IgAの分泌など)を乱してしまうので、これに対する対応が必要です。
 健康食品などで脱ステロイド剤の効果をうたっていても、実際に消化管の働きを整えていなければ、ステロイド剤を絶った時のいわゆるリバウンドと言われる症状が激しくなります。
 アトピー性皮膚炎は、「好転反応」で苦しんでいる状態なのだ、という認識は忘れないで下さい。

アトピーは汗をかけるようになると回復が早い

 ステロイド剤が皮膚から血液中に大量に吸収されて、腸までステロイド剤が届いてしまうと、消化器官内の免疫寛容の働きを妨げてしまいます。この状態でステロイド剤を絶つと、リバウンドが酷くなってしまいます。リバウンドの予防対策として、適度に汗を流すことでステロイド剤の皮膚からの吸収を減らすことは有効です。
 皮膚表面の炎症を冷ましたら、体力が消耗しない程度に汗を流します。体力に余裕が無い時に温泉などで無理に汗をかけば、肌のうるおいを失い、炎症が悪化するので、ご注意を。

アトピーの人は食品アレルギーで消耗しないように

 体に必要な良質な栄養素を含む食品でも、自分自身の体にとって食品アレルギーとして反応する量を超えてしまうと体に悪いものとなってしまいます。症状として表面化する量より少なくても体が疲労してしまう量を超えている潜在的アレルギーの場合もあります。この場合も肝臓や腎臓には負担になりますから、注意しましょう。
 自分自身が食品アレルギーを起こす可能性がある飲食物を、体に良い成分が含まれているからと言って、大量に飲み食いしないよう、体からのサインを重視して下さい。

アトピーの人はマーガリンやショートニングを含む食品(多い!)を避けよう

 アトピーの人はマーガリンやショートニングを含む食品を極力とらないように。腸壁などに固着しやすい酸化されやすい脂肪であり、不安定でフリーラジカルを発生しやすい分子構造をしています。もろい肌が、できやすくなるので、肌に炎症ができやすい人は避けるべき化学物質です。こんなものを学校給食で使うなんて。
 食パンや、バランス栄養食品、一般の食品などにも混入されています。表示義務があるので、確認してみて下さい。ただし、表示されていない場合もありますし、マーガリンの中に別のものが混入されている場合もあります。

アトピーの人はイーストフードを避けよう

アトピーに関する情報の選択は、自分の体の反応で判断することが重要

 アトピー性皮膚炎になりやすい体質の上に、日本の食生活の悪化が決定打となって出ている訳なので、食生活の養生は、できる範囲で守ってもらった方がベターです。カゼの症状は体の浄化になるよう誘導することも可能ですが、この時、合わない薬を飲むと悪化させてしまいます。
 実際に、鍼治療で顔も綺麗になるので、改善した人を見て紹介で来てくれています。治療前の顔を知っている人達には歩く広告塔になっています。ですから、このページも、インターネットを見て来てもらおうというよりも、全国の皆様に鍼治療の可能性を認めてもらい、鍼灸師にもアレルギーの治療に取り組んで欲しくて情報を公開しています。
 特に、「つねに水をたくさん飲め」「牛乳を飲め」「きなこ牛乳は体にいい」「マーガリンは植物性脂肪だから体にいい」「学校給食を続けて欲しい」「野菜は不味くても体にいい」「早く痩せなさい」「コレステロールが高いと心配だ」「お医者さんが言ってたよ」などにも疑いをもって下さい。特に、アトピー性皮膚炎の人は、体のコンディションでわかるはずだから。

書籍ガイド

外部リンク

アトピー性皮膚炎Q&A脱ステロイド信者への警鐘