風邪の症状を改善する原因への有効な対策と治療方法

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最近の風邪の症状

小腸の炎症を悪化させる風邪が増えました

 軽くても小腸に炎症を起こす風邪が一気に増えました。そのため、慢性的に小腸に炎症を抱えている人が激増しています。
 他にも小腸の炎症状態が続くことで、これまでは経験したことのない体調不良になる人が増えています。

風邪と誤解されやすいもの

風邪の治し方

風邪の初期対策

 風邪をひいたら、ぬるめの日本茶を多めに飲みます(カフェインに敏感で寝にくくなる人は、日の出以降、午後3時までを推奨)。
 煎茶は、カフェインが多いので、午前中向き。昼下がりからは、カフェインの少ない番茶が、お薦め。
 風邪のウイルスは増殖する時に鉄分を必要としますから、鉄分の取り過ぎには要注意です。
 人間の体は体温を上昇させることで、ウイルスに鉄分を盗られないようにする作戦をとります。ですから、多少の発熱(39度未満)なら、解熱剤で無理に下げない方がいいのです。
 鉄分が少なければ、むやみに体温を上昇させる必要も無くなりますから、高熱になる程度や期間も少なくて済みます。
 高熱期間を短縮させるため、鉄剤は避けてください。
 DS元気HSPを活用してください。

お茶を飲んで、吐き気がしたら無理せず吐きます

 日本茶は鉄分の吸収を妨げ、ビタミンCやカテキンなどの抗酸化酵素を含むので、カゼなどのウイルス感染の初期から飲用しておくと、その分、体が楽に対応しやすくなります。
 小腸でも、ウイルスとの闘いが始まっています。
 ウイルス側が優位の時、小腸に滞留するような飲食物(消化に負担のかかる乳製品、スナック菓子、ケーキ、パンなど)を摂取すると、ますますウイルスの力がついてしまいます。
 この時だけは、絶食状態に近い方が、生体にとって助かるのです。無理に吐くことは、体力を消耗するので、おすすめしかねます。

ビタミンCの大量摂取

 免疫による抗原抗体反応では、ウイルスに感染した細胞を攻撃するため、体内のあちこちで活性酸素(フリーラジカル)が放出されます。この状態が続くと、未感染の細胞膜も損傷を受けていきます。
 細胞膜の損傷を最小限に抑えるビタミンEの活性は、ビタミンCによって支えられています。このような訳で、ウイルス感染時には、ビタミンCの消費が激しくなるので、大量に補給すると、体も楽になります。
 ビタミンCは、活性水素水(俗にアルカリイオン水と呼ばれる水)で飲むと、より効果的に作用します。
 みかんだけを大量に食する(食後は駄目!)方法が向いている場合もあります。
 消耗している時は、生姜も不適切。カゼの初期段階ではないのに「葛根湯」を飲んで内臓を中から乾燥させてしまい悪化させる人も多いので要注意!!
 大根の活用も、おすすめ!!

風邪に抗生物質(抗生剤)は慎重に

風邪に抗生物質を使うと粘膜をさらに傷めてしまう可能性も

 抗生物質そのものはウイルスには無効で、治療効果の「エビデンス(=証明)」はありません。ウイルス感染の初期に抗生物質は使っては駄目です。
 ウイルスの増殖が終わり、ウイルスが肺を傷つけ、肺炎が起こった時に使うものです。
 二週間たっても、まだ咳が止まらない、痰も多い、微熱がある。このような場合に抗生物質を使います。
 日本のお医者さんのように、「風邪をひいたら、すぐに抗生物質を出す」というのは間違っています。
 ウイルスが多い時、白血球の数は少ないです。ウイルスが増える時、白血球はウイルスを攻撃すると死んでしまうので、白血球は少なくなります。
 白血球の標準値は6000ぐらいですが、ウイルス性肺炎の時は4000前後になります。もし二週間かけて白血球が9000から10000なら細菌による炎症が起こっているので、その時に抗生物質を使います。

抗生剤の後に腸内細菌の補給を

 抗生剤を飲むと腸内細菌が減るので、抗生剤の服用を停止した翌日以降から、酪酸菌を補給して腸内環境を整えることで、アレルギー症状の緩和や防止を図られることをお薦めします。
 カゼで処方されることの多い抗生剤は、カゼのウイルスには無効ですが、腸内の善玉菌の数を激減させる副作用は確実にあります。抗生剤を飲み終わったら、活性酪酸菌生剤で善玉菌を補給することをおすすめします。
 活性酪酸菌生剤の整腸効果は、善玉菌の定着初期には、その違いを体感できるほどです。
 ウイルス感染や細菌感染などで、お腹の調子が悪くなりそうな時には、悪玉菌などが活動しにくい環境にしてくれます
 健康時には腸内の潤いを保つ働きも助けてくれるので、便通もスムーズになります。その効果は何人もの方が実感されています。

風邪には、スポーツドリンクなどの適度な飲用を

風邪薬の解熱剤よりも薄めたスポーツドリンクで水分補給を

 経口補水液である大塚製薬のOS-1がベストですが、手に入りにくければ、ポカリスエットなどのスポーツドリンクを2倍に薄めて代用する手もあります。
 強いストレスにさらされた細胞膜が最大限の活動をするためには、特にマグネシウムというミネラルが十分にあることが必要です。
 また、小腸の周りにはウイルスが群がっていますから、点滴に近い成分(糖分やミネラル)の液体を、ウイルスがほとんど存在できない胃から吸収できれば、ウイルスとの闘いを有利に進めることができます。
 吐き気がして吐くこともありますが、日本茶と同様、自然に吐いて下さい。後から、また飲めば良いのですから。

夏風邪の対策

 黄砂で呼吸器官と体が弱っている時期なので、悪化させやすく、こじらせると、人によっては、髄膜炎になる人もいます。
 熱中症も起こしやすくなるのですが、除湿機を活用して「冷風」で体に負担をかけないようにすることも重要です。

風邪の治療方法で解熱剤の服用は慎重に

 かなりの高熱が出てきそうな局面でも、解熱剤は慎重に選択すること。解熱剤の「ジクロフェナクナトリウム」を含む薬剤は脳炎になる可能性もあるので避けること。
 解熱剤を反復して使うと心臓にも負担をかけてしまい、体が極端に衰弱した人は心停止→脳梗塞という経過に陥る時もあるので要注意。
 神経がやられる危険を感じるほどの高熱には、強力な西洋薬の手助け(副作用が激しく出る場合もあるので経過を慎重にみること)が必要な場合もあります。
 その他、危険を感じたら、病院や救急車(ただし、救急病院での治療方法は、当直によっては博打的な面が高い場合もある)も、必要に応じて活用して下さい。

最近の風邪

21世紀になって、カゼをひきこんでしまうと、小腸の炎症を悪化させるウイルスが増えています

 最近の風邪は、黄砂で弱った喉や目や肺で増殖するタイプの感染症で、症状が長引くことが多いようです。
 最近の風邪は、アデノウイルスなどのように、小腸で増殖するタイプのウイルス感染も多いため、五行の火である心経と小腸経のバランスが乱れやすいようです。
 そのため、電話による会話で、心(ハート)が乱れても、風邪の症状を引き起こすことがあります。
 最近の風邪は、薬の作用・副作用や中国医学の陰陽五行論も熟知しているかのように活動します。心(ハート)の動揺につけこんで、あちこちの臓器で機能低下や炎症を起こします。
 最近の風邪は、昔の感冒とは、症状のプロセスが多少、異なります。
 強いウイルスが多い大陸の外国人との交流が増えていて、ウイルスそのものの世代交代も激しいので、コンピュータウイルスのように変異していくスピードも速いと推測されます。
 最近の風邪は、中国医学の経絡の臓腑に対応する「胃」から「心」に容易に突き上げていきます。
 そのことで、体全体の免疫のコントロール情報を「心」からLOADし、ウイルスが小腸で増殖しやすいバランスとなるような情報を「心」にSAVEします。
 そのため、その人の弱いところに対し、正確に炎症や機能低下などのバランスの乱れを誘導し、粘るようになってきています。
 「心」のバランスが崩れると、睡眠障害と免疫の異常が関連する疾病の治療が困難になります。
 人によっては、精神症状がひどくなる人も出てきます。
 最近の風邪は、免疫情報を把握していることもあるので、迅速・正確に弱い所へ的確に侵入し、強い痛みや炎症を引き起こすこともあります。
 ですから、アトピーなどの症状も悪化したりすることがあります。
 DS元気HSPも活用してください。

風邪の症状を引き起こすアデノウイルス

アデノウイルスを飲み込むと、小腸からリンパ節でも増殖

 アデノウイルスは、嚥下されて胃に入っても、胃液で死なないため、小腸で増殖しながら、リンパ節でも増殖していきます。
 アデノウイルスは、上気道や眼の粘膜上皮細胞で増殖し、飛沫感染で広がるため、集団感染で、学級閉鎖になることもあります。
 アデノウイルスは、特効薬が無く、感染後は体内にウイルスに対する抗体が出来るまで待つ必要があります。

アデノウイルスの起こす疾患

風邪が関係する腰痛治療

風邪が関係する腰痛治療は運動を静的に把握する感覚で

 腰痛には、本来は慢性腰痛の症状(筋肉の弛緩が主)なのに、時間を圧縮されて急性に痛くなったものがあります。
 このタイプの腰痛は、症状の出方は急性ですが、時間を意識しながら慢性の腰痛に対する治療をせねばならず、注意が必要です。

提供:おかだうえ鍼灸治療院