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耳鳴り

耳鳴りについて笠井耳鼻咽喉科クリニック・自由が丘診療室
岡田上鍼灸院 神戸の三宮駅近くの鍼灸院です
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耳鳴りの治療

 耳鳴りは、さまざまな要因を考慮する必要があります。個人個人によって、異なる複数の要因が関係して耳鳴りになることが多いため、耳鳴りの治療は複数の要因を考慮してすすめるのがベターです。
 昼間でもはっきりわかる大きさの耳鳴りの治療は、まず音の質が柔らかくなるように治療することが重要です。

耳鳴りには簡単に良くなるものもあれば、治療に難儀するものもあります

 右手の小指がしびれた上に右耳での耳鳴りが気になる場合は、胆汁循環の機能に負担がかかっている可能性があります。ストレス感により胆道周辺が狭くなっている場合や脂っこいものの過食、夜遅くの食事、質の良い野菜の不足など、胆石ができやすいような生活習慣が要因となっている場合が多いです。 肩関節や首筋などに凝りがあっても、耳鳴りを起こす可能性が高まります。
 鞭打ち(むちうち)など、事故の後遺症で、体のリンパ循環を阻害している状態の人は、体の歪みを軽減する治療を受けると、耳鳴りを起こしやすい状況の大きな要因を解決できます。
 これらのことを考慮して、できるところから改善していくのが耳鳴りの治療になります。
 治療効果は、治療者の病因病理の見立てと治療技術、治療者との相性などで、雲泥の差があります。ご自分にあった治療者を見つけてください。

耳鳴りの治療回数

 就寝時に気になる耳鳴りは治療回数がかかる傾向があります。
 両耳とも気になる耳鳴りも治療回数がかかる傾向があります。
 慢性的な耳鳴りも治療回数がかかる傾向があります。

耳鳴りとうつ状態

働き盛りの耳鳴りはうつ状態で起こることが多い

 仮面うつ病で身体に出る症状として、胃腸の弱り、肩の凝り、首筋の凝り、不眠などがあり、耳鳴りの症状が出る人もいます。耳に器質的な障害が無い場合、特にその可能性が高いため、頑張り過ぎないよう、自然なリズムの生活や仕事に心がけることが必要です。
 風邪をひきやすい状態でもうつ状態になりやすくなりますから、耳鳴りになる可能性が増します。
 耳鳴りにうつ状態が関与していると、完璧主義が強くなりすぎて、よけいに治りにくくなります。病院の耳鼻咽喉科で配慮を欠いた態度で「治らない」と言われ、うつ状態の心が、さらに傷つくことで、耳鳴りがひどくなった人もいます。「治らない」と言ったのは、「私(医療関係者のこと)には耳鳴りの治し方が分からない」と素直に言えない強弁かもしれません。ですから語調も心を刺す感じかもしれません。確かに治す糸口をつかむのが難しい耳鳴りが多いのは事実ですが。
 耳鳴りの音が少しづつ自分にとって不快なトーンではなくなり、音も小さくなるときが増えてきた、という感じで、少しずつ良くなる状態を待てる気持ちで信頼関係のある人の治療を受けた方が良い結果が出やすくなります。
 TRT療法と同様、耳鳴りをなくすのではなく、気にならなくしてしまおうという発想の治療が有効です。

耳鳴りの解消には質の良い深夜の睡眠を

 深夜の睡眠が充分にとれず、夜型の生活習慣になっていると、体内時計が狂い、体の状態が老人的になり、耳鳴りを起こしやすくなります。

耳鳴りで高い音がする場合は緊張の緩和が重要

 「キーン」という高い音がする耳鳴りは、自律神経の働きに乱れがある状態で、精神的に緊張が継続している人が多いです。24時間続いているように感じる人は特に緊張が強いため、末梢血管も緊張していて足先が冷たかったりします。

耳鳴りの治療に適切な判断を

 生命力の低下で悪化しやすいタイプの耳鳴りは、特に過剰な治療や処置を控えることも大切です。適切な歯の治療は重要です。

耳鳴りの原因と分類

耳鼻科の病気に伴う耳鳴り

・外耳性耳鳴:外耳炎、耳垢塞栓(耳垢がつまった状態)など
・中耳性耳鳴:慢性中耳炎、滲出性中耳炎、航空性中耳炎、耳管狭窄症
・内耳性耳鳴:突発性難聴、メニエール病、内耳性難聴、音響性外傷、老人性難聴
・後迷路性耳鳴:聴神経炎、聴神経腫瘍など

全身的な病気に伴う耳鳴り

・高血圧などの循環障害
・甲状腺機能亢進などホルモン異常
アレルギー
・ビタミン欠乏
・糖尿病などの代謝障害
・神経症や仮面うつ病などの心因性の病気に伴うもの

音響性外傷の予防と対策

 音響性の耳鳴りの要因として、内耳の有毛細胞に障害を負っている可能性を指摘される場合もあります。

疲れている時に大音量の音を聞かない

 鼓膜の奥には、大きな音が入ってきたときに鼓膜が振動しすぎないよう調整する耳小骨の筋肉があります。
 疲れていたり、お酒を飲むなどして、耳小骨の筋肉がゆるんでいると、大きな音のダメージに対する防衛力が低下し、音響外傷になりやすくなります。

ヘッドフォンは周囲の会話も聞こえる程度に

 知らないうちに難聴が悪化し後悔することも。

指をすりあわせる音が聞こえないときは要注意

 指をすりあわせる音が聞こえないときは早めに聴音検査を。

耳鳴り治療薬の例

 メチコバール錠:ビタミンB12。普通の食生活で不足することは、あまりありません。
 アデホス:日本的な耳鳴りの薬の典型。英米ではアデノシン3リン酸の内服薬はありません。
 レスタス:精神安定薬。うつ状態が関係する場合、人によって、多少は有効かも。
 ステロイド剤の点滴や錠剤:薬の作用として、リンパ循環が悪くなるので、副作用で耳鳴りが悪化する場合も。

耳鳴りの針治療

 耳鳴りの針治療は、腎経三焦経小腸経心経などのバランスを改善させます。そのため、耳鳴りや難聴が改善することはあっても、悪化することは原理的にありません。その点は、ご安心ください。
 耳鳴りや難聴は、長期化するほど改善が難しくなる傾向があります。その点は針治療も他の治療と同様です。

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