防虫剤・防カビ剤による健康被害の症状を改善する原因への有効な対策と治療方法
健康情報 > 酸化ストレス解消 >
防虫剤・防カビ剤で体調不良になる人は意外と多い
空気中の化学物質の影響で、体調が悪くなる人が増えています
防虫剤の有効成分は空気よりも重いため、寝ていると床に近くなります。
そのため、寝ている間に、高濃度の有毒ガスを吸うことになりますから、朝の目覚めは悪く、寝ても疲れが取れず、家にいるほど、疲れていきます。
ですから、特に母子への悪影響が大です。
防虫剤以外でも体調不良になる人は意外と多い
防虫剤以外の化学物質でも、体調が悪くなる人が増えています
除湿のための湿気とりにも、防カビ剤の成分が含まれていることが多いので、防虫剤同様、注意が必要です。
「コバエがホイホイ」という商品の有効成分ジノテフラン(ネオニコチノイド系)などの影響で、体調不良になっている人もいます。
防虫剤による健康障害に効果のあるツボ刺激
- 委陽:有害物質の排除を促進。右はパラジクロロベンゼン、左はピレスロイド系
- 魚際:肺や肌の炎症緩和
防虫剤のQ&A
防虫剤が染み込んだ場所に寝ていた赤ちゃんに害は?
防虫剤の影響も考慮する小児科の医師に相談されることをおすすめします。
防虫剤以外に、赤ちゃんの周りの空気に存在する化学物質で吸い込む量が多いのは、PM2.5の多環芳香族炭化水素(PAH)です。これは、公害ですから、赤ちゃんに害があるのは明白です。
部屋に入り込んだ黄砂も防虫剤から揮発した成分を吸着するので厄介です。
これらに対する対策もおすすめします。
防虫剤による症状
防虫剤の成分が体内に吸収されて悪化する症状
防虫剤の成分が肺から血液に吸収され、体内で分解されて生じる途中の化学物質で、不快な症状が出たり悪化したりします。
- 風邪のような症状(この場合、抗生剤は不適切)
- アレルギーの悪化
- 鼻水が出る
- 目がショボショボする
- アトピー性皮膚炎が悪化
- 眼精疲労
- 喘息
- 疲労感
- 脳力低下
- 難聴・耳鳴り・めまい
- 免疫力低下
- 頭痛
- 関節痛(筋肉に力が入りにくくなるので)
- 腱鞘炎
- 足がつる、こむらがえり
- 抑うつ状態
- 線維筋痛症
- 肋間神経痛(胸の痛み)
- 三叉神経痛
- 朝起きたときに上まぶたが開けにくい(ピレスロイド系の場合は、左)
防虫剤で咳喘息も
防虫剤に含まれている化学物質の影響で、身体が副交感神経を亢進せざるを得なくなって、咳喘息が起きた時に、病院で、気管支拡張剤を処方されると、動悸や体のふるえが出て寝られなくなることがあります。
精神的なものが原因と診断されて、精神科や心療内科で処方される薬を処方されると、むくみがさらに酷くなって、抑うつ状態が酷くなる場合もあります。
防虫剤対策
防虫剤を処分してください
洗える洋服は洗濯してください。洗えない服は風通しの良いところで化学物質を抜いてください。
医師が担当した防虫剤を全て除去したら間もなく症状が軽快した例
- 7歳の男の子が咳き込み呼吸困難:部屋には、パラジクロロベンゼンを入れ替えたばかりのタンスが並んでいた
- 女性が呼吸困難:無臭性の防虫剤を使い始めてから
防虫剤による症状の治療方法
肝臓の解毒作用を高めるため、アルカリイオン水(活性水素水や電解還元水など)を多めに飲んでください。
防虫剤で肝臓にダメージを受けた人の中には、アルカリイオン水に、とろみを感じる人もいます。
グルクロノラクトンを含む錠剤の「グロンサンゴールド錠」やドリンク剤の「新グロモント」「グロンサン」を飲んでください。
防虫剤で起こる症状
防虫剤の成分が部屋に漂う濃度は、秋冬の服を出す時期が一番ひどくなります
- 急性中毒症状:呼吸困難、頭痛、難聴・耳鳴り・めまい、吐き気、皮膚炎など
- アレルギー:咳喘息、花粉症など
- 化学物質過敏症:頭痛、難聴・耳鳴り・めまい、視力低下、手足のしびれ、不眠など
防虫剤の成分の種類と被害・体調不良(商品例)
ナフタリン:急性毒性防虫剤
手や皮膚などに直接接触すると皮膚炎を起こすことがある多環芳香族炭化水素(PAH)。
製造過程で、ベンツピレンという発ガン物質を含む。
(商品例:ネオパース、わらべ、モスビーズ)
パラジクロロベンゼン:有機塩素系防虫剤(防虫剤)
発ガン性を持つ多環芳香族炭化水素(PAH)。
頭痛、難聴・耳鳴り・めまい、全身のだるさ、眼・鼻・喉への刺激、腎炎、白内障、ぼーっとするうつ状態など。
(商品例:ネオパラ、ネオパラエース、ネオパラコーナー、パラゾール、モスノー)
ピレスロイド系:神経毒性防虫剤
においが少ないので高濃度になっても気付かない多環芳香族炭化水素(PAH)。
ゴキブリ・ダニ用の薫蒸剤、スプレー式の殺虫剤などにも使われている成分。
眼・鼻・喉への刺激、頭痛、難聴・耳鳴り・めまい、嘔吐、アレルギー、咳喘息、呼吸障害、イライラするうつ状態など。
シックハウス症候群、化学物質過敏症の要因になることも。
- プロフルトリン
- エムペントリン
- テラレトリン
- フェノトリン
- アレスリン
(商品例:ニューネオパラ、ムシューダ、ミセスロイド、モスプリート、サザン、ゴンゴン、コープ防虫シート)
防虫剤・防カビ剤の成分と商品例
防カビ剤による体調不良
- 疲れ目
- ドライアイ
- 難聴・耳鳴り・めまい
- 頭痛
- 下痢
- 動悸
- 肋間神経痛(胸の痛み)
- 全身倦怠感
防虫剤・防カビ剤の成分と商品例
- PCMX(パラクロロメタキシレノール):ネオパース、ムシューダ、ムシューダカバーE、ビコーダ
- DHM(ジヒドロミルセノール):ネオパラエース
- OPP(オルトフェニルフェノール):ゴン、防虫除湿ミセスロイド
- チモール(2-イソプロピル-5-メチルフェノール):人形用防虫剤わらべ、パラゾールノンカット、人形用防虫剤NEWわらべ、人形用防虫剤NEWわらべシートタイプ、ミセスロイド、ミセスロイド防虫カバー
- IPMP(3-メチル-4-イソプロピルフェノール):防虫防かびモスノー、ピレパラアース、ピレパラアースクローゼット、サザンEX
提供:おかだうえ鍼灸治療院