四十七難曰.

人面獨能耐寒者.何也.
然.
人頭者.諸陽之會也.
諸陰脉皆至頸胸中而還.獨諸陽脉.皆上至頭耳.故令面耐寒也.
四十七の難に曰く、
人の面、独り能(よ)く寒に耐うるのは何ぞや。

然るなり。

人の頭と顔は諸陽の会なり。

諸陰の脉は皆頸胸中に至って還(か)える、
独り諸陽脉皆上って頭耳の幅に至る。

故に面をして寒に耐えしむるなり。
四十七難を解説します。
人間の顔は寒い冬でも裸である。これはどの様な理由なのか説明しなさい。

お答えいたします。

頭と顔は十二経絡の中で陽経の流注(るちゅう)が流れていています。

陰経の外経流注は全て頸(くび)か胸の位置までしか行っていない。

全ての陽経脉の始終穴だけが顔の両耳の幅上にある。

陽は熱であり、機能旺盛です、だから、顔は寒に耐えるのです。